GPSゴルフナビのグリーンアンジュレーション機能
GPSゴルフナビを使ってみて、「全てのGPSゴルフナビに!」と思った機能に『グリーンアンジュレーション表示』があります。
グリーンの傾斜を高いほど赤、低いほど青と色分けして表示。登山の標高マップと同じようです。

グリーンアンジュレーションが判るメリットはパッティングよりもアプローチにあると思います。
グリーンのどのあたりに落とせば次のパットが優しくなるのか、ショートホールでの狙い目とかが明確になります。
よく、キャディさんが言う「グリーン奥が下っているから手前からね・・・」とか「傾斜で左に流れるから右狙いで・・」といったことが、初めてのコースでもナビを見ただけで判るのです。
グリーンアンジュレーション表示機能搭載モデル
2023年3月現在、日本ではグリーンアンジュレーションを表示するGPSゴルフナビはまだまだ少ないです。
Image | モデル名 | 発売日 |
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ザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱ | 2019年12月 |
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Approach S62 | 2020年4月 |
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ボイスキャディA2 | 2021年4月 |
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ボイスキャディ T9 | 2022年4月 |
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ゴルフバディ aim W12 | 2022年12月 |
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ザ・ゴルフウォッチ A1-III | 2023年1月 |
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ショットナビ インフィニティ | 2023年3月 |
■ 2019年のザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱはアンジュレーションを色で表示

グリーンアンジュレーションを表示するGPSゴルフナビは、日本ではこのモデルが最初だったように思います
■ ザ・ゴルフウォッチA1-Ⅲ
2023年1月、3代目となるザ・ゴルフウォッチA1-Ⅲが登場。前モデルのA1-Ⅱの機能を引き継ぎながら、タッチパネルや3点間距離計測、アクティブエッジなどの機能を搭載してきました

グリーンのアンジュレーションに加え、グリーン周りのアンジュレーションも表示します。
■ ボイスキャディA2はザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱ同様、アンジュレーションを色で表示
アクティブエッジにも対応しています。

■ ボイスキャディ T9 も同様にアンジュレーションを色で表示
更に起伏の強弱を矢印で表示します。

また、アクティブエッジにも対応しており、プレイヤーの位置に正対するように画面のグリーンが回転します。
■ ゴルフバディ aim W12 も色でグリーンアンジュレーションを表示

こちらもアクティブエッジに対応しており、ピンを中心に縦横の十字線で確認ができます。
■ 2023年最新モデルのショットナビインフィニティ
グリーンビュー表示で、グリーンの起伏を色で表示。右上ボタンで数値を消すことも可能。
また、プレイヤーの位置からみたグリーン方向にグリーンセンター、フロントエッジ、バックエッジまでの距離や奥行き/幅を表示します
■ ガーミンでもグリーンアンジュレーション表示機能が登場

こちらは『Garmin Golf Membership』の会員になる必要があり、サブスクで月額1180円となっています。

2019年モデルのザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱが登場した時、グリーンアンジュレーション表示機能は、かなり注目される機能だと思いましたね。
ただ、それ以降の3年間にグリーンアンジュレーションが搭載されたモデルの登場が少ないのは、なにかシステム的に難しいのかな?
各メーカー様に期待します